加計学園問題は, やはり”総理案件”。「死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」
今朝の朝日新聞1面トップ記事に驚いた。いや、加計問題はやはり「総理案件」だったのが証明された、と思いました。スクープのようですから、朝日新聞とってない人のために、骨子を引用掲載します。なお、強調・下線・大活字は、引用者が施しました。 / Atelier秀樹
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→(見出し)
面会記録に「首相案件」
加計巡り首相秘書官
愛媛県文書に記載
→(記事)
学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について、2015年4月、愛媛県や今治市の職員、学園幹部が柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会した際に、愛媛県が作成したとされる記録文書が存在することがわかった。柳瀬氏が面会で「本件は、首相案件だ」と述べたと記載されている。政府関係者に渡っていた文書を朝日新聞が確認した。
文書は「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について」との題名で、15年4月13日の日付が記載されている。(略)
現在、経済産業審議官を務める柳瀬氏は昨年7月25日の参院予算委員会で、この面会について「私の記憶する限りはお会いしていない」と複数回、答弁している。
加計学園の獣医学部新設については、文部科学省が国家戦略区を担当する内閣府側から、16年秋に「官邸の最高レベルが言っている」と言われた、とする記録文書が明らかになっている。
文部省だけでなく、愛知県も首相の側近である首相秘書官から「首相案件」と言われたと、文書に残していたことになる。
《柳瀬首相秘書官の主な発言(総理官邸)15:00》
●本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい。
●国家戦略特区でいくか、構造改革特区でいくかはテクニカルな問題であり、要望ば実現するのであればどちらでもいいと思う。(略)
●いずれにしても、自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件。(略)
(以上、朝日新聞4/10朝刊p.1より)
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昨年7月の参院予算委における、「私の記憶する限りはお会いしていない」という柳瀬氏の珍妙な答弁は、私もテレビで見ていました。今朝どこかのテレビで(NHKではない)、このニュースを報道し、柳瀬氏の答弁の映像も出ました。その答弁言質と態度を改めて見て、柳瀬氏の「答弁」は嘘をついている、のが見え見えです。
私の率直な感想は、柳瀬氏の答弁を解読すると、「お会いしましたが、それを認めると塩梅辛酸騒狸に迷惑かけるので、記憶にはないことにいたします」です。「記憶」で逃げようとしたが、文書が出てきました。さあ、どうしますか。
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『秀樹杉松』93巻2586号 2018-4-10, # blog <hideki-sansho> 226
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