惑星同士の接近、惑星と月の接近など、ワクワクする「魅惑の星」と月の天体ショー!
水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8天体を「惑星」と呼びます。近代以前は、天空を動く太陽・月も惑星とされ、日曜日・月曜日」はその名残なそうです。逆に、地球は惑星ではなく、宇宙の中心・土台であると考えられていたので地曜日はなく、また天王星・海王星は発見が新しいので、天曜日・海曜日はないですね!(注:冥王星は2007年から準惑星と呼ばれる)
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惑星(古くは、游星・遊星)の呼び名は、「天動説が主流であった頃、星座を形づくっている夜空の星たちが同じような位置関係で大空を巡っていくのに、いくつかの星たちだけが不規則な動きをするのが不思議に見え、「惑っている」と見えた」(ウィキペディア ja.m.wikipwdia.org)からなそうですが、元“天文少年”の私には惑々するような「魅惑の星」でもあるのです。
”天文少年”の頃は恒星観察が主で、明るい木星・金星以外の惑星はほどんど観ることはなかったが、今では火星・水星・土星に大変興味が湧いています。いつも見えるわけではなく、また明るさが変化するのも魅惑です。
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既に<秀樹杉松>で取り上げた、木星と土星の接近、金星と水星の接近、火星と月の接近などに続き、今月中旬から下旬にかけ、月と木星・土星の接近(11/18~20)、月の火星への接近(11/25~26)、金星とスピカ(乙女座α星)の最接近(11/17)が観られます。
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好天で観測できたら、<秀樹杉松>で取り上げる予定です。とりあえず本号には、11/16の「火星」と「木星・土星」の写真を掲載します。
金 星
土星(左)と木星(右)の接近
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写真:Atelier秀樹
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秀樹杉松』118巻3689号 2020.11.17/ hideki-sansho.hatenablog.com #729