秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

「菅笠」(すげがさ)とは、どんな笠? ~ 「菅笠総理」には”庶民宰相”を期待!

 

 

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前号に続いて、「菅笠総理」の GoTo一時ストップ に追加投稿します。

 

私の感想としては、この決断を当然だと思い、(支持率低下もあり)ギリギリの段階で総理は決断するかも、でした。

 

しかし今日のテレビみたら、「ありえないことだと思っていた」司会者やコメンテーターがおるようで、驚きました。そこで、続報を投稿することにしました。

 

前任の「塩梅辛酸騒狸」だったら、批判に耳を傾けず、GoToを突っ走ったかもしれない

 

だが、菅笠総理」は立ち止まって判断した、ともいえるからです。そこに「弱さ」を見た人もいるでしょうし、「強さ」を感じた人もいるでしょう。私は、後者です。東北出身の”庶民宰相”に期待します。だからこそ、前号で”叱咤激励”したのです。

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勝手に「菅笠総理」命名したが、当然「菅笠」についてネット情報を調べてみました。私自身、子供の頃は愛用したものです。いま改めて専門的な解説を読んで、「なるほど、菅笠は庶民の象徴ともいえるな」と実感しました。

 

だから「菅笠総理」は単なる遊びではなく、現総理を盛りたて励ます献辞のつもりです。それでは、ネット情報から<コトバンク>を部分引用します。後学のため?お読みいただければ、、、。

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コトバンクkotobank.jp)より

 

菅笠(スゲガサ)

 

◉「デジタル大辞泉」の解説

スゲの葉で編んだ笠。すががさ。《季 夏》

 

◉「百科事典マイメディア」の解説

スゲを縫いつづった笠

 

◉精選版「日本国語大辞典」の解説

菅(すげ)の葉であんだ笠。菅の笠。すががさ。《季 夏》

 
中右記‐天仁元年(1108)四月一七日「出車打出同前。車無風流網代・八葉、凡令過差、用菅笠也」
 

 

◉「世界大百科事典」の菅笠の言及

【笠】より

江戸時代に入ると、形、材質の違いから、また身分、職業、用途によってさまざまな種類の笠が生まれ、武士はもとより町人、農民など男女を問わず広く用いられた。材料から藺(い)笠、菅笠、竹笠、檜(ひ)笠、藤笠などと呼ばれ、、、。

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◉「日本大百科全書(ニッポニカ)」の解説

 

笠の一種で、カサスゲというスゲを材料として縫いつづった笠(縫い笠)の総称

 

縫い笠は、すでに「笠縫」の語が記紀などにあるように歴史は古い。平安時代市女(いちめ)笠、桔梗(ききょう)笠、江戸時代の殿中(でんちゅう)、一文字(いちもんじ)、平笠、三度笠、加賀笠、ざんざら笠などは、いずれもスゲの縫い笠で、形態的には円盤形、円錐形、円錐台形、帽子型、光円球形、褄折(つまおり)形、桔梗形、がある。

 

これらは外出、旅行や雨天時に用いられていた。笠の着装には、内側に藁あるいはもろこしなどでつくった笠輪をつけて笠あてにし、紐で頭に固定する。

 

男女とも用い、北海道、沖縄を除いて広く全国的にみられが、近年では東日本の農山村の一部で使われるだけとなった。日本の民俗芸能の中には、菅笠を持って踊る菅笠踊りも伝承されている。[小川直之]

 

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写真:Atelier秀樹

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秀樹杉松』119巻3708号 2020.12.15/ hideki-sansho.hatenablog.com #748