地球一周 4万キロ 達成!
〜日本ウオーキング協会(JWA)の認定と表彰状
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前号と前々号にわたった「第一部 W総論」に続き、本号では「第二部
7年7ヶ月間のWの記録」、「第三部 4万㎞ (地球一周) 踏破の記録」をお届けいたします。14年前に執筆したものですが、完結号ですのでお読みいただけると嬉しく思います。(2022.7.4 Atelier秀樹)
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<第二部>7年7ヶ月間のWの記録
(1)歩行距離と回数(年別)
年 度 IVVW 回数・距離 MyW 回数・距離 合計 距離・回数
2000 2回 26km 18回 97km 20回 123km
2001 49回 833km 287回 1809km 336回 2642km
2002 63回 1161km 313回 1732km 376回 2893km
2003 74回 1292km 312回 1953km 386回 3245km
2004 90回 1425km 356日 2935km 446回 4360km
2005 94回 1683km 353回 3699km 447回 5382km
2006 108回 1930km 360回 5641km 468回 7571km
2007 95回 1709km 362回 7021km 457回 8730km
2008 49回 770km 187回 4284km 236回 5054km
合 計 624回 10802km 2548回 29198km 3172回 40000km
備考)
○IVV WALK 10,802 km (27%)
○My WAJK 29,198 km (73%)
*自分で歩くMy Walkが7割を占めるのが、小生ウォークの特徴。
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(2)参加した例会・大会(暦年別)とW総距離(全面割愛)
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<第三部> 4万㎞ (地球一周) 踏破の記録
(1)ウォーキングの期間
○開始 平成12年12月12日(東京都ウォーキング協会入会日)
○終了 平成20年7月7日(4万キロ達成日)
○W期間:7年7ヶ月
(2)Wの内訳
○My Walk ・・・・・ 29,162km(73%)
○IVV- Walk ・・・・・・ 10,838km(27%)/ 参加回数:624回
(3)年別の集計
W期間:平成12(2000)年12月12日~平成20(2008)年7月7日
(7年7ヶ月)
年 度 Wせぬ日 Wした日 年間W距離 一日平均距離
平成12('00) 0日 20日 123km 6.15km
平成13('01) 28日 337日 2,642km 7.84km
平成14('02) 3日 362日 2,893km 7.99km
平成15('03) 1日 364日 3,245km 8.91km
平成16('04) 0日 366日 4,360km 11.91km
平成17('05) 0日 365日 5,382km 14.75km
平成18('06) 0日 365日 7,571km 20.74km
平成19('07) 0日 365日 8,730km 23.92km
平成20('08) 0日 189日 5.054km 26.74km
合 計 32日 2,733日 40,000km 14.63km
(1.2%) (98.8%)
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(4)年別の集計(全面割愛)
(5)5,000km毎の集計 (全面割愛)
(6)一日平均W距離(千キロ毎)の推移(全面割愛)
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(7)「4万キロ」を終えて
1)小生はいつも千キロ毎に認定申請してきた。目標はいつも「次なる千キロ」だった。3万9千キロを歩き終え、「残りあと千キロ」になった時点で、初めて4万キロが目標に設定された。
2)小生のウォーキングはmy walkが主で、IVV-walkは従でした。my walk中心の小生の歩行距離を認定して貰えるのは、「目指そう!地球一周4万キロ」の歩行距離認定しか見当たらない。地球一周は目指さない(そんな大それた考えは毛頭なかった)のに、千キロ毎に認定して貰うためJWA(日本ウオーキング協会)に通ったのはそういう訳であった。
3)自分にとり「千キロは階段の1段」に相当し、階段1段のぼる毎にJWAに足を運んだ次第。目標が常に「次なる千」なので、目標達成したらその都度認定を申請するのは当然のことに思えた。合計40回もJWAに通ったということは、階段40段昇り詰めてやっと頂上を極めたことを意味する。“地球一周”を成し遂げた今、「よくやった。快挙である!」と自分で自分を誉めたい気持だ。
4)階段を1段昇る毎に一日平均距離が伸び、4万キロへの道程がはっきり分かる。
○最初の1万キロには3年と17日を要している。もともと、4万は眼中になく、「一生かかって1万キロも歩ければいい」位に考えていた。
○ところが、歩調が整い一日の距離が二ケタに伸びたため、2回目の1万キロには1年11ヶ月余りしかかからなかった。2万キロに達したので、“地球半周”したことになり、「地球の裏側(南米?)まで来てしまった」との思いがした。
○①半周でWを止めるか、②日本に戻れるかどうか知らないが行けるところまで行くか、の二者択一を真剣に考えた。地球の裏側で果てるのも淋しいから、②をとる決意をした次第。
○「行けるところまで行く」気持の反映か、一日平均距離が20キロ台に伸び、3回目の1万キロは1年2ヶ月余りで歩き終え、ついに3万キロに到達した。3万キロの認定申請にJWAに赴いた際、カウンターで認定処理をして下さった窪添嬢が「ついに3万キロ。あと1万ですね」と、暖かいお声をかけて下さった。
○嬉しくなって緊張した小生は、一瞬間をおいて「まだ道半ばですよ」と応答した。恰好いいことを口にしてしまったかなと苦笑したが、咄嗟に出たこの片言がその時の小生の本心だった。数学上は確かに「あと1万」だが、果たして歩き通せるか全く自信がなく、展望も持てなかったから。
○「あと1万」で覚悟?も決まった様だ。「此処まで来たら、何としても日本(愚妻が待つ?自宅)に帰り着かねば」と。本格的な歩きに発展し、3万3千達成後の一日平均距離は25キロを超えた。千キロ歩行に要した日数も、ついには40日を切り30日台に突入している。
○本気・真剣になったことがわる。その証拠に、最後の1万キロは、「1年+18日」という驚異的な短期間で達成された。誰に命令・強制されたわけでもなく、自分自身がいつの間にかのめり込んだ結果かと思う。
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(8)今後について
1)“生活習慣病”となってしまった「歩き」そのものは今後も続けるが、気持的には「Wから散歩へ」切り替えたい。また、毎日に拘らず“晴歩雨読”もイメージしている。
2)これまで同様“my walk”(単独歩行)中心になるが、TWAなど近辺の例会には参加したい。週一二回は歩友の皆さんと一緒に歩き、楽しく語らうのが大好きだから。ただ、従来のような、夜仕事の日は無理して参加はしない。年間完歩(東京・日歩)は続けるつもり。
3)今後は、Wの距離や回数を測ったり計算したりはしない。「万歩計」もつけない。つまり、ダイアリーへの記入、貼付、集計、申請はやめます。距離や回数にGood-Bye して、いわば自由気儘に散歩することになる。それが本来の「歩き」だと思うから。
4)もともと小生はmy walk中心で、IVV- walk は付随的だ。現に、4万km歩行のうち、IVV-walkは1万838km(27%)に過ぎない。これを機会に“IVVと決別”する。つまり、パスポート(回数・距離)への貼付、申請はやめ、いずれは、貰わないようにする。
5)最後に、勿論“二周目”の挑戦はしない。一周で充分に満足している。これ以上は望まない。(註=少なからぬウオーカーが2回目に挑戦)
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<おわりに>
①昨年(2008年)7月7日に4万キロ(地球一周)踏破を果たした。興奮覚めやらぬうちに『4万㎞(地球一周)踏破の足跡』にまとめ、歩友の皆さんに献呈した。
②小生はその後も歩いており、今後も続けるつもりだ。今から思えば、7年7か月間は“一心不乱に”“目の色を変えて”ウォーキングしていたに違いない。今は距離などには一切無関心で、本来の「歩き」を楽しんでいる。4万キロ達成は、一つの区切りになった。
③距離にこだわって夢中でウォークした?7年7か月。それを冷静に振り返り、メモにまとめたのが本稿『WALK=歩く~我がウォーキングの足跡~』である。4万キロ達成直後にまとめたメモを、<第三部>に収めた。
④本稿のタイトルに使用した「WALK=歩く」の“発見”は我ながら面白い。“我がウォーキングの足跡”は、かくも面白く愉快であった。
⑤「楽しいウォーキング教室」(高部郁夫、深見賢一講師)受講は、小生のWの出発点であり、常に指針ともなってきた。両講師は、ウォーカー小生の師である。両先生に感謝の意を表し、今は亡き高部先生に本稿を捧げます。
(2009年1月7日 Atelier秀樹)
【完】
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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』131巻3955号/2022.7.4 / hideki-sansho.hatenablog.com No.995