東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬社 2021)を読む ~ 作家生活35周年 記念作品 !
『白鳥とコウモリ』(東野圭吾著)を読みました。
東野(ひがしの)作品を読んだのは、『クスノキの番人』に次いで2冊目ですが、522ペーの分厚い単行本を一気に読了しました。
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書名の『白鳥とコウモリ』を見て、”鳥物語”かとおもいましたが、そんな筈もないだろう。表紙カバーの帯を見たら「光と影、昼と夜 その出会いは罪か罰か」と出ている。ますますわからないが、「白鳥とコウモリ」という書名の示唆する内容が少しわかった気がしました。
小説の本文第1ページを開いたら「五代努は、隣にいる若手刑事に尋ねた」とある。どうやら、推理小説であるらしいことが、やっとわかりました。この本を読み終えてから、ネット情報に当たったら、今年4月に刊行されたばかりなのに、作品紹介・書評などがネットに満載されていることがわかりました。私が第5刷(6月刊)を8月に読む前に、多くの東野圭吾ファンや推理小説ファンが読んでいたわけですね!
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参考まで、その中から二つを紹介します。
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1)東野圭吾版”罪と罰”『白鳥とコウモリ』4/7発売決定~「ほんのひきだし」(hon-hikidashi.jp)
2【書評】東野圭吾さんの最新作は、”罪と罰””善と悪”とは一体何なのか・・・考えずにはいられない長編ミステリー 〜 Y ! ニュース news.yahoo.co.jp
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奥付の著者紹介に書かれているように。東野圭吾(ひがしのけいご)さんは、直木賞以外にも多くの文学賞を受賞している大作家ですね!ネット情報の一つに「東野圭吾は推理小説作家の泰斗」とあったのを発見して、「なるほど!」と納得しました。
カバー帯の「これが東野圭吾、これぞ小説」は、決してオーバーではなく、まさに作家生活35周年の記念碑にふさわしい! 一読をお薦めします。
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写真:Atelier 秀樹
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『秀樹杉松』125巻3825号 2021.9.24/ hideki-sansho.hatenablog.com #865