秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「女遊坂」と「女遊部」/「女遊戸」~ 坂研究メモNo.15:岩手県の坂(11)

このところ毎日のように、ネットで坂情報を検索していますが、先日「女遊坂」が見つかりました。 普通に読めばオンナアソビ坂かジョユウ坂。女が遊ぶのか、男が女遊びするのか、どっちにしても面白い坂名。よく見たらカナが振ってある。あまりに小さいので、…

善知鳥坂(うとうざか)の魅力 ~ 坂研究メモNo.14:岩手県の坂 (10)〜「うとう坂」の当て字が多く、何と26もある!

『秀樹杉松』前号(6/23)「坂道散歩 奥州街道(石鳥谷宿→日詰郡山宿)」で紹介した通り、岩手県にも「善知鳥坂(うとうざか) があることがわかり、嬉しくなりました。もともと「善知鳥坂」が何となく好きだったから。 これまでの調査では見当たらなかったが、「…

「坂道散歩 奥州街道」に出てくる坂情報 ~ 坂研究メモNo.13:岩手県の坂 (9)

1)江戸時代の五街道の一つ「奥州街道」(正式には奥州道中)は、白河以南を指していたが、現在では東京と東北方面を結ぶ、国道4号線旧道の宇都宮市以北が「奥州街道」と呼ばれるそうです。(車を運転しない私には、苦手の分野) 2)岩手県岩手郡岩手町から…

不思議な響きを持つ坂道「ダンジャ坂」(三浦哲郎氏にゆかり) ー 坂研究メモNo.12:岩手県の坂 (8)

岩手県の坂を調べていたら、聞いたことのない坂名がまたまた出てきました。 二戸市にある「ダンジャ坂」。 ”これ何じゃ?”と、二戸市観光協会HP(「いわてのてっぺん Japanの郷 にのへ」 ninohe-kanko.com)を開いたら、次のように出ています。 …………………………………

悲しい坂名「女殺し坂」〜 坂研究メモ No.11:岩手県の坂(7)

坂の名前の中には、「男坂」「女坂」「夫婦坂」「女夫坂」など、微笑ましい名称が見受けられます。ところが、今回「岩手県の坂」を調べていたら、思いもしなかった悲しい坂名に遭遇しました。 ............................................................…

思案坂と辞職坂 〜坂研究メモ No.10:岩手県の坂(6)

岩手県の坂を調べていたら、面白い名前の坂と、それに架かる大橋を発見しました。場所は岩手県東北部の田野畑村北山。何やら「哲学的な名前」ですが、実は、、、。田野畑村のHPを見てみましょう。 …………………………………………………… 田野畑村観光情報 (vill.tanohata.iwa…

面白くなかった!?セ・パ交流戦 〜 リーグ戦再開で広がる楽しみ

「三原脩西鉄監督」(稲尾・中西・豊田)時代からのプロ野球ファンのつもりですが、今年のプロ野球は、私にとっては面白くない=つまらない。 大きな要因は、おそらくコロナでしょう。延長戦がなくなり、結果として引き分けが多い。それと、自称”プロ野球ファ…

楽天イーグルス、交流戦の首位に立つ!初の交流戦優勝は?

セ・パ交流戦で下位をさまよっていた東北楽天が、(どうした?)6連勝で首位に立った。それも辛うじて。ここまできたら「初の交流戦優勝を!」の期待もかかるが、、、。果たして? ……………………………………… 今朝の新聞の記事をご覧ください。 .....................…

坂研究メモ No.9 岩手県の坂(5)ー「もりおかの坂」(イワテライフ日記 iwatelife.blog.fc2.com)への共感

「岩手県の坂」に関心を覚え、ネット情報を片っ端から調べました。もちろん、”何処に何という名前のどんな坂”があるかが最終目標ですが、私はむしろ”人間と坂の関係”に大いに注目しいています。無数の坂があるわけですが、いつの間にか坂(道)に名前が付くよ…

浅田次郎『五郎治殿御始末』を読む ~珠玉の名著に酔いしれ、漢字の”余録”も楽しむ

代表的な現代作家の一人の作品集浅田次郎『五郎治殿御始末』(新装版、中公文庫)を読み、大いなる感動を覚えました。 ………………………………………… この文庫本には「椿寺まで」「函館証文」「西を向く侍」「遠い砲音」「柘榴坂の仇討」「五郎治殿御始末」の6編が収録さ…

がんばれ‼︎~ 大坂なおみさん! 東北楽天イーグルス!

こ難しい「坂研究メモ」を8回も連載してしまい、「坂」に関心のない方にはすみませんでした。一段落したので、いつもの軌道に修正します。(ただし、今後も時に応じて「坂研究メモ」を書きますので、悪しからずご了承ください) ………………………………………………………… 「ス…