秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

バロック / 古典派 / 国民(民族)楽派

バロックと古典派>

   まず、古典派やバロック音楽は素晴らしい。好きな楽派は?と問われれば、モーツァルト(1756)、ベートーヴェン(1770)、ハイドン(1732)の愛好者は、真っ先に古典派を挙げるだろう。“ウィーン古典派”3人の巨匠を擁する古典派が好きだ、という人は多いだろう。

 

    また、J.S.バッハ(1685)、ヘンデル(1685)、ヴィヴァルディ(1678)のファンは、迷うことなくバロックに票を投じるに違いない。音楽の父”大バッハの魅力はすごいから。

    クラシックの名称からして、古典派は本家本元である。由緒正しく、しっかりした骨格に恵まれ、威厳のある正装に包まれ、形式美が重んじられる。バッハ(1685)、ヘンデル(1685)、ヴィヴァルディ(1678)に代表されるバロック音楽の魅力にはかなわない。特に、バッハは凄いに尽きる。

 <国民(民族)音楽派>

 次いで、国民(民族)楽派を挙げたい。ロシアのムソルグスキー(1839)、リムスキー=コルサコフ(1844)、チェコスメタナ(1824)、ドヴォジャーク(1841)、ノルウェーグリーグ(1843)、フィンランドシベリウス(1865)達の魅力はたまらない。クラシックのメイン舞台から離れたロシア・東欧・北欧の香りが漂う。ロマン派に数えられる作曲家もいる。

 <それ以外の楽派>

   フランス音楽ソヴィエト音楽もよい。ルネサンス音楽のことは全く知らなかったが、CDを買い求めて聴いて理解しようしたが、単純美・原始美というか人間の声の魅力には触れたが、それこそ500年前の音楽は、遙か遠くに感じる

   近現代音楽は、長い歴史のクラシック音楽を引き継ぎ、新たな発展・開拓を切り開こうとの意欲の程は伝わってくる。だが小生には聴いても理解できないし、正直どこが良いのか分からない。うんと古いのが理解できないのは納得できるが、自分たちの現代の音楽が分からないのも不思議だ。しかし、50年後、100年後は輝いているかも知れない

   英、米、スペイン、ハンガリー、ブラジル、イタリアなどの味のある優れた作品が多く、CDも結構発売されており、ファンも多いようだ。古典派とかロマン派のような派手さはないが。

 ○歌曲(オペラ)については、別項の「ジャンル篇」で取り上げることにしたい。

      (定年後のわが人生」E-1「クラシック音楽への憧れ」)

                                                       (秀樹杉松 82-2365)