シルバー物語 ～ ”惚け爺” と ”知る婆”

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現代は「高齢化社会」とか「シルバー社会」と言われるほど、”シルバー”の比重が高くなっているようです。80余歳の自分もその一人。

シルバー (silver) は銀なわけですが、「金・銀・銅」とか「金賞・銀賞・銅賞」というように、金の次・二番目に位置し、トップではない。

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『小学館PROGRESSIVE英和辞典』によれば、

golden age は、

→１【ギリシャ神話】黄金時代、２【文学・国家などの】最盛期, 黄金時代、

３ 中年以後の人生

silver age は、

→１【ギリシャ神話】（黄金時代に次ぐ）歴史上の時代、２【通例S- A- 】（ラテン文芸史上の）白銀時代

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辞書で確認するまでもなく、ゴールド（ゴールデン 黄金）に次ぐのがシルバー（白銀）。黄金の最盛期を過ぎたのが「シルバー」なのです。

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それで思い出すのは、おととい「大臣辞任」(実は岸田首相の決断による更迭）に追い込まれたH氏。どうやら、”首相に次ぐNo.2とも言える最重要の法務大臣"を「シルバー大臣」と勘違いした？ 今こそ晴れて「Silver大臣」？！

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それはともかく、シルバーと言ってもいろいろで、”ボケ爺”（オレもそうかな）がいるかと思えば、元気な ”知る婆” もいます。女性活躍社会の到来で、「呆け爺」は「知る婆」にはとても叶わないようですね？！

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文/写真：Atelier秀樹

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『秀樹杉松』135巻4023号 2022.11.13/ hideki-sansho.hatenablog.com #1064