秀樹杉松

祖父と孫、禾と木、松と杉

今日は「立春」~”春は名のみ”と謂われるが、それがまた魅力的ですね!

 

◉「春」のつく言葉が自然に浮かび、歌いたくなります。

『春が来た』(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)

  春が来た

  春が来た

  どこに来た

    山に来た

  里に来た

  野にも来た

『早春賦』吉丸一昌作詞、中田章作曲)

  春は名のみの 風の寒さや

    谷の鶯 歌は覚えど

  時にあらずと 声も立てず

  時にあらずと声も立てず

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◉「春」を詠んだ詩もいいですね!

「春眠暁を覚えず」孟浩然の「春暁詩」

春眠暁を覚えず、処処に啼鳥を聞く。夜来風雨の声、花落つること知る多少。 

「春の朝(あした)」ロバート・ブラウニング(イギリスの詩人)<上田敏訳>

 

時は春、日は朝 (あした)、朝は七時 (ななとき)

片岡に露満ちて、揚雲雀(あげひばり)なのりいで

蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、神、そらに知ろしめす

すべて世は事も無し

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文・写真=Atelier秀樹

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『秀樹杉松』137巻4067号2023.2.4/hideki-sansho.hatenablog.com No.1107