「お祝い」三題
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本稿では、めでたい話題を三つお届けします。
1) ブログ『秀樹杉松』1000号!
○本誌『秀樹杉松』は今回通算3960号を迎えました。5年前(2017年8月12日)にブログ投稿に切り替えたが、それから数えると「第1000号」に相当します。区切りのいい「一千番」、期せずして到達した”大台”「No.1000」に、些かの驚きと喜びを実感しています。自分で言うのもなんですが、「1000号おめでとう!」
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2) 86歳の誕生日
○全くの偶然に過ぎないが、今日は小生の86歳の誕生日です。因みに86は語呂合わせで「ヤロウ」となります。そこで、以下の4語を連想しました。
◉野郎= ①男。 ②男をののしっていう語。「野郎何しているのか」「馬鹿野郎」
◉野老= ①田舎の老人。いなかおやじ。また、老人が自分をへりくだっていう。
◉夜郎自大=(中国西南の民族「夜郎」が、漢の強大を知らずに自分の勢力を誇ったということから)自分の力量を知らないでいばること。
~以上、『国語大辞典』(小学館)によるが、「野郎」と「野老」は小生そのもの?
<編註>
高校時代、漢文・漢詩が好きで、李白(李太白)や陶淵明に夢中でした。
今でも李白『静夜思』を覚えていて、時々口ずさむ。
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「牀前月光を看る 疑らくは是地上の霜かと 頭を挙げて山月を望み、頭を低れて故郷を思ふ」
○因みに、李白は安史の乱(安禄山の乱 755 勃発)で、「夜郎」に流されるにあたって、友人の辛判官に贈った。
『夜郎に流されて辛判官に贈る』昔 長安にありて花柳に酔う……夫子は紅顔、我は少年……」(以上、chinese.hix05.com)
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3) 叙勲「瑞宝小綬章」
○15年前の話で恐縮ですが、2007(平成19)年4月29日の春の叙勲で、勲章と勲記を受賞しました。「お祝い三題」の最後に付け加えます。
○受賞した勲章は「瑞宝小綬章」で、4年前までは「勲四等瑞宝章」と呼ばれていました。
「勲記」には以下のような内容が記されています。
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日本国天皇は〇〇〇〇に
瑞宝小綬章を授与する
皇居において璽をおさせる
大日本国璽
平成十九年四月二十九日
内 閣 総 理 大 臣 安倍晋三 印
内閣府賞勲局長 福下雄三 印
○因みに、勲章は「国家又は公共に対し功労のある者」に授与される。瑞宝章は「国および地方公共団体の公務に長年に渡り従事して功績を積み重ね、成績を挙げた者」に、瑞宝小綬章は「重要と認められる職務を果たし成績を挙げた者」に対して授与される勲章、、、などとあります。
○妻同伴で宮中(春秋の間)へ参内し、天皇陛下に拝謁を賜りました。これに勝る名誉・感動はないので、本稿「お祝い三題」に入れることにいたしました。叙勲は天皇の国事行為に係る国家行事なので、取り上げました。
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写真:Atelier秀樹
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『秀樹杉松』132巻3960号 2022.7.18/ hideki-sansho.hatenablog.com #1000